Dialysis

人工透析

Custom Dialysis

オーダーメイド透析

患者様一人ひとりに合わせた、「つらくない透析」を目指して。

オーダーメイド透析とは?

オーダーメイド透析とは、患者様一人ひとりの病状や体格、ライフスタイルに合わせ透析時間・透析回数に対して「つらくない透析」を目指し適宜に設定する方法です。日本の透析は一般的に1回あたり3~4時間行われますが、例えば体重が100kgと50kgの人が同じ透析時間で良いはずはなく、本来は体の大きさによって透析時間は変えるべきものになります。

当クリニックでは患者様と話し合い、身体状態や生活環境を踏まえご希望を加味しながら時間を有効活用できるように考慮し、ご負担の軽減に努めています。また、必要な場合の追加透析や直前の急な曜日・時間変更にも臨機応変に対応しています。

Treatment Plans

当院で対応する治療法

ライフスタイルに合わせて、5つの治療法から最適なものをご提案します。

透析日は時間をかけて、しっかり透析したい方

一回あたりの時間を延長する(長時間透析)

回数が同じなら長時間透析はより生態の腎臓の能力に近づけられます。長時間透析は「週3日の1回6時間以上」を基本とし、週18時間以上を指します。標準的とされる1回4時間の透析よりも1.5倍の時間をかけるわけですから、より多くの老廃物や余分な水分の除去が可能となります。

長時間透析のイメージ(時計)

透析効率や徐水が週3回では目標達成できない方

週当たりの回数を1回増やす(週4回透析)

患者様によっては週3日の透析で体内の水分が引ききれず、これが繰り返されると心不全に繋がってしまう場合があります。患者様の予後や生活の質(QOL)を考え回数を増やして行うことで、腎機能の保持や合併症の予防に繋がります。

透析の中日をできるだけ作りたくない方

在宅血液透析で回数の制限をなくす(短時間頻回透析)

ご自宅に透析装置を設置しご自身で行って頂く方法です。現在の透析療法の中で一番腎臓に近い治療となります。施設透析に比べ、血圧安定やクスリの減量、食事制限が軽いなど、生活時間の自由度がメリットとしてあげられます。また、施設透析は原則として月14回までとなっていますが、連日や隔日の透析も可能なため生活スタイルに合わせて透析スケジュールを決めることができます。

在宅血液透析の詳細はこちら →

腹膜透析(PD)

お腹に専用のチューブを植え込み、腹膜を利用して行います。ご自宅で治療を行なうため、通院も月に1~2回で済みます。血液透析に比べて身体への負担も軽く、ご自身の生活に合わせた時間が確保できるため、社会復帰を目指したい方や高齢者向けの治療になっております。

腹膜透析の詳細はこちら →

HD併用療法

残腎機能の低下や腹膜劣化により除去効率が低下した場合、血液透析を併用することで、体液管理や除去効率を向上させQOLの改善に繋がります。

これらの治療法を導入することで、運動や食事が自由にできるようになったり、毒素の排出効率が高まって、体調が目に見えてよくなったりします。長時間透析や頻回透析を行うことにより、合併症発症の遅延が期待できます。また透析後の疲労感の軽減にも繋がります。透析に患者様の生活を合わせるのではなく、ライフスタイルに合わせて透析療法を設計することで、「元気で長生き」を目指すことが可能となります。

Stress Relief

透析ストレスからの解放

当院では透析ストレスからの解放を目指しています。人工透析を行っている患者様は多くのストレスを抱えています。そのストレスには、医学的なものと社会的なものの2種類があげられます。

医学的ストレス

病気や治療によって感じる不安や苦痛です。「人工透析をずっと続けなければならない」という不安や、「日常生活が制限され、拘束されるのだ」という不満がストレスとなっていきます。実際、人工透析を始めると、好きなように食べることができず、水さえも自由に飲むことができません。

社会的ストレス

病気や治療によって生活が制限されることや、家族や友人との関係・役割が変化することによって生じます。自由に行動したり、遊びまわることができないと、人間はストレスを感じてしまいます。このストレスを解消しようにも、透析は一度始めるとやめることができません。そのことが患者様を追い詰めてしまいます。

当クリニックでは、これらのストレスをできるだけ軽減したいという思いを強く持っています。念のため、「患者様からの要望を何から何までかなえる」と言うことではありません。肝心の透析効率が悪くなっては本末転倒だからです。ストレスフリーな透析の第一歩として、病状や体格のみならず、人柄や好みといった患者様の「個性」を理解し、「何がストレスになるのか」を把握したうえで、一人ひとりに合わせた透析療法を計画し、ご提案しています。

Our Commitment

当院の透析室の取り組み

安全で質の高い透析治療をお届けするための5つの取り組みです。

オンラインHDF装置

全台オンラインHDF透析対応

オンラインHDFは通常の血液透析に、浄化された透析液(ウルトラピュア)を直接血液中に補液することで分子量の大きい物質(β2MG、サイトカイン、補体因子など)除去に優れているため、合併症の発生を抑え生命予後の改善に期待できる治療法です。当院では全患者様により良い治療を提供するため全台オンラインHDFを実施しています。

臨床工学技士による透析液の水質管理

透析液の清浄化

血液透析は4時間の治療で100L以上の透析液を必要とします。透析液作成に使用される水道水や地下水には不純物や有害物質である細菌やエンドトキシンが含まれています。これらを除去し高純度で安全な透析液が提供できるように、当院では臨床工学技士による定期的な水質検査を行い、日本透析医学会が定める水質基準を上回る数値を達成しています。

超音波エコーによるバスキュラーアクセス(シャント)検査

バスキュラーアクセス検査

透析治療を安定して行うためにはシャントを良好に保つことが重要です。シャントに異常が起き、血流不良になると十分な透析が行えません。当院では血管診療技士の資格を持ったスタッフがVAの状態を定期的に確認し、シャントトラブルの早期発見に努めています。

栄養士による食事指導

透析患者様の食事や水分管理は、長く安定した透析生活を送っていくうえでとても重要です。当院では、月に2回透析・外来患者様へ管理栄養士による食事指導を行っております。食事に関して気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

アフェレシス治療装置

アフェレシス治療

当院ではアフェレシス治療を行っています。これはギリシャ語由来で「分離」を意味します。専用の装置や回路を用いて、病気の原因となる物質を血液中から分離して取り除く方法になります。当院ではLDL吸着やレオカーナ、顆粒球吸着療法(G-CAP)、腹水ろ過濃縮再静注法(CART)、エンドトキシン吸着療法(PMX-DHP)などを行っています。

透析に関するご相談・お問い合わせ

治療方法のご相談、見学・転入のご希望など、お気軽にお電話ください。
当院スタッフが丁寧にご案内します。